かたおかせんせい

役割 その2(観音様がつなげてくださったご縁)

おはようございます。

成田市 公津の杜 片岡書道教室です。

↓ 丁度1年前、コロナで世界中が大混乱しているころに謹書した「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」というお経です。

今回、この作品をボンベルタ成田店内・1階tonerricoさんにて展示させていただいたことで生まれたご縁がありました。

展示期間中、振り返りざまに「うわ!」と声を出して足を止めてくださる方がいらっしゃいました。

聞くと、何故かこの作品に何かを感じるとのこと。

そして、ご自宅にしまったままの掛け軸があることを思い出され。。。

それが何なのか見てもらいたいということで、後日お持ちくださりありがたくも観せていただきました。

「それ」は、ご本人様が嫁ぐ際にお父様より嫁ぎ先のご先祖様に持っていきなさいと嫁入り道具の一つとして持たせてくださったものだったそうです。

なんと信仰深いお父様なのでしょうね。

観ると、まさしく観音様がつなげてくださったご縁でした。

仏教には、観音信仰というものがあって「西国三十三所」というものがあります。

私が展示させていただいていた妙法蓮華経観世音菩薩普門品25は、その経典の内容から観音様が33の姿に変化して私たちを救ってくださるということから派生した信仰が「西国33所」とのこと。

そして、お持ちいただいたこの掛け軸はまさしくこの「西国三十三所」を巡られたときの納経軸だったのでした。

さらに聞くと、それら33カ寺をお父様が巡られたのだそうです。

不思議なことがあるものですね。お父様の深く尊い愛とそしてご先祖様がつなげてくださったのだな~とすぐに理解できました。

 

ご本人、今回これらを見て心改めることがあるとおっしゃっていましたね~。

 

こんなつながりとご縁の中にこそ、私の役割があるんだな~と変に腑に落ちるところもあって。。。

言葉では表せないこのような関わりって、とってもありがたいな~と思うのですよね~。

 

 

 

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