おはようございます。
所属団体習字研究社社中展歴史の中で「前代未聞」と言わせた成果を「0」からたたき出し、子どもたちの無限の可能性とやる気を引き出すために、アクティブラーニング型稽古を実践中の千葉県成田市公津の杜 片岡書道教室です。
念願の寧夏回族自治区・銀川へ
2026年6月26日(金)~7月1日(水)
縁あって、作家『塚本靑史と行く中国歴史紀行』にご一緒することになり、念願の、西夏王国のあった地『銀川』をはじめ、『西安』『咸陽」への研修旅に行ってきました。
5日目 咸陽博物館
6月30日(月)銀川・西安・咸陽旅5日目
08:30 2日間宿泊した「古都文化大酒店」を後にして一行は「咸陽」へ向かいます。
5日目は、咸陽博物院、永泰公主墓、乾陵、霍去病墓、茂陵と漢時代と唐時代の遺跡巡りです。

咸陽は、秦の始皇帝が天下を統一した際の都です。
西安から咸陽への道中、川幅の広い「渭水」を渡ります。渭水は黄河最大の支流で古代中国の歴史において非常に重要な役割を果たしてきた川でもあります。

咸陽では、先ず最初に「咸陽博物館」へ向かいます。
09:30の時点でも、街中では露店で朝食を食べる人々がいて、ローカルな生活感を観ることが出来ました。老夫婦も車椅子でやってきて何だか良い光景でした。

その後すぐに、歩道を埋めつくす程の電動スクーターの数に圧倒されました。旅は、道中も景色を楽しめるから好き。

ホテルを出発して1時間ほどで目的地『咸陽文楼』現「咸陽博物院」に到着です。

ここは、明代1371年に学問の神様孔子を祀る孔子廊で、国の国家旧重要文化財に指定されているそうです。敷地内は文廊としての建物が保存されているだけでなく咸陽の地から出土した秦・漢時代の貴重な文化財が展示されています。
色合いが美しく木々とマッチして綺麗でした。

咸陽博物館へ入ります。ここでも、いろんなデザインの柱馬椿(せんばとう)が出迎えてくれます。


⇓瓦当や青銅の牛、石鼓、方格紋方磚(宮殿などに敷かれていた煉瓦)が多数展示されていました。
方格紋方磚(四角い煉瓦)は、幾何学模様ががよくわかり素敵でした。

ここでの最大の展示は、前漢時代の「ミニ兵馬俑」です。数の多さに驚きました。
ずらりと並んだ兵士や騎馬隊の列は圧巻で服の装飾も観ることが出来ました。

⇓敷地中庭には柱馬椿(せんばとう)の間に大きな器がありました。聞くと馬の水飲み場の「飲馬槽」というものだとのこと。初めて見ました!

⇓ 墓誌名もたくさん展示されていました。咸陽一帯は、唐の皇帝陵や貴族・官僚の墓が多く点在するためにこうした質の高い墓誌名がこのように展示されているそうです。

⇓ 墓碑と石碑

墓碑は、拓を取った跡でしょうか、碑の真ん中が黒くなっていました。
石碑は、とてもすっきりとした楷書で刻されていて美しすぎて碑の前でうっとり。しばらくこの前に居たい気分でしたが、そうもいかず一先ず全体が映るように碑を写真に収めることにしました。
石碑の冒頭、「重修咸陽県城碑記」とあります。お城を立てた記念碑?と思い帰国して調べてみると、中国の古典的な都市計画では街全体をぐるりと取り囲む城壁を外部の敵や水害から守るため作っていて、「城」と言うのは、城壁や街そのものを言うそうで、そういえば西安の街と同じだと合点がいきまた一つ学びが増えました(#^.^#)
その城壁を作り直した記録の碑であるという事が分かりました。咸陽は都長安から五十里離れた場所にありという事から始まり、清時代1749年に大規模な改修工事が行われ、約90年後の1838年にも更なる補修工事が行われ工事が完了したことが記されているようです。文字を清書した人、龍門敦均。刻した人、富平仇文。ということもよく見ることが出来ました。
中国の旅で訪れる場所にはこのような石碑があり、内容までは理解できませんが刻された字体を観るのが好きで何よりも学びになる事が一番です(^^♪
いまでは、WEBで検索したりAIに聞いてみることも容易です。帰国して旅の写真をこのブログを通して整理していく過程で、知らないことをどんどん知るって楽しいです。写真(画像)で記録しておくことでその後自宅に戻り拡大して文字をしっかり鑑賞することも帰国後の一つの楽しみにもなっています。旅の間よりむしろ記事を書くこの時間が深い学びをしているようにも感じます。
~おまけ~
歩道脇にあったオブジェは、おじいちゃんおばあちゃんが孫をおんぶしている姿でした。

隔代撫養をデザインした像らしく、これが中国の一般的な家族形態だそうで、共働きが当たり前の中国では親が働いている間は祖父母が孫の面倒を見るのだそうです。日常を表現したオブジェだったというわけでした。
次回の記事は、永泰公主墓を訪れた記事を投稿します。👋👋👋
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