おはようございます。
所属団体習字研究社社中展歴史の中で「前代未聞」と言わせた成果を「0」からたたき出し、子どもたちの無限の可能性とやる気を引き出すために、アクティブラーニング型稽古を実践中の千葉県成田市公津の杜 片岡書道教室です。
片岡書道教室へようこそ。
当教室では、普段から「習字研究社」の手本を使い、一枚一枚の文字と真剰に向き合いながら稽古に励んでいます。
今回は、6月号で挑戦した「七夕大会」について、ある1人の生徒の挑戦と成長のドラマをお届けします。
自ら「高い壁」を選んだ稽古スタイル
今回、二次審査へ進出し見事「準大賞」を受賞したのは、当教室の小学6年生の女の子Yさんです。
彼女はこれまでにも二次審査の常連であり、何度も「大賞」を受賞してきた実力者。ですが、今回の七夕大会に向けて、私から彼女へ「稽古のレベルを一段上げる提案」をしました。
これまでは私が手書きした原寸大の手本を渡して指導していましたが、今回は通常配布される「縮小版の手本」だけを見て、自分の頭と目で原寸大へと拡大予測しながら書き上げるスタイルを提案したのです。
彼女はその高いハードルから逃げることなく、自らその稽古スタイルを選択しました。
縮小版の手本をじっと見つめ、全体のバランスや筆の運びを頭の中で書いては、黙々と紙に向かう姿。拡大予測しながら書き込む練習は、これまで以上に高度な集中力と感覚が求められます。だからこそ、彼女は自主練習もいつになく積み重ねていました。
手放しでは喜べなかった「準大賞」
そして迎えた結果発表。 彼女が手にしたのは、素晴らしい実績である「準大賞」でした。
結果を伝えた際、彼女は静かに「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしてくれましたが、そこに喜びの表情はありませんでした。
誰よりも自分を追い込み、新しい稽古スタイルで最高峰を目指して努力を重ねてきたからこそ、彼女にとって今回の結果は納得のいくものではなかったのだと思います。その控えめな「ありがとうございます」の裏には、言葉にならないほどの強い悔しさが溢れていました。
努力は決して裏切らない。これからも仲間の道しるべに
「準大賞」という結果自体は誇らしいものですが、本人が望んだ結果ではなかったかもしれません。しかし、彼女が自ら逃げずに挑戦した「レベルの高い稽古」と、誰も見ていないところで重ねた「圧倒的な努力」は、決して消えることはありません。
本気で向き合ったからこそ味わう悔しさは、必ず次の大きな飛躍へのエネルギーになります。この経験を糧に、彼女はまた一歩、人として大きく逞しく成長してくれると信じています。
そして何より、常になまけることなく高い壁に挑み続ける彼女の姿勢は、教室のたくさんの仲間たちに良い刺激を与えてくれています。これからもその背中で、みんなを引っ張っていく存在であってほしいと強く願っています。
悔しさを胸に、すでに彼女の視線は12月号の「書き初め大会」に向かっています。 大きな挑戦を果たした彼女に、心からの拍手を送りたいと思います。本当におめでとう!



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