かたおかせんせい

習字研究社神奈川県連合会主催 取材研修旅行in長岡 1日目

千葉県 成田市 片岡書道教室です。

 

この歳になり、初めて新幹線チケットを購入した片岡です。

空路を利用する事が断然多い私にとって、上越新幹線に乗ることも初めてでした。

 

乗り遅れないように、上野駅新幹線改札口を事前に下見に行き、書友と2人 一路長岡へ。

 

訳あって、今回ご一緒する20名余の先生方とは長岡駅で到着1時間後に合流です。

 

 

書の作品展や展覧会に出品する際に、書く作品や書家にゆかりのある土地へ赴き、感じてくることをとても大事になさり教えてくださる師匠。

 

6/9.10

今回も、その書の取材旅行です。

 

今夏、8/24~8/26

習字研究社 神奈川県連合会 作品展では、

『良寛』がテーマ。

 

というわけで、

今回の旅は、良寛さんゆかりの地を巡りました。

 

作品展で、私が書こうと考えている。というか、書き終えた作品とゆかりのある場所、

『貞観園』

 

なんと、この目で見られるとは思いもしませんでした。

 

良寛さんは、この橋杭を見て七言絶句を詠みました。

題峨眉山下橋杭

不知落成何年代 書法遒美且清新 分明峨眉山下橋 流寄日本宮川浜

峨眉山下の橋杭に題す

知らず落成 何れの年代ぞ 

書法 遒美にして且つ清新 

分明なり 峨眉山下の橋 

流れ寄る 日本宮川の浜

 

 

想像していた書よりはるかに力強く表現されていました。

そして、よくここまで流れ着いたなーと感慨深く、この目にしっかりと焼き付けてきました。

 

 

これを、今夏の神奈川県作品展に出品しようと、実は旅の前に書き終えていました。

 

 

 

 

 

 

そして、良寛さん終焉の地

長岡市和島「木村家・庵室跡」にお邪魔させていただくことができました。

多くの真筆を間近で見せていただくことができ感動。

現在、永青文庫でも良寛展が開催中です。先日前期展示の品を観てきましたが、ガラスの向こうは近いようで遠い。

もう少し近くで観たい!!!そんな願いをここでは叶えさせていただいたわけで、今回の旅一番の目玉でした。

 

 

隆泉寺・良寛墓碑

 

そして一行は、手漉き体験へ。

 

ここは、清酒のラベルをお作りになっているところ。

 

手漉き初体験のわたしです。

「だれからやる~???」

「若い人からやりなよ~~。」

「は~い!!、では私から!」

 

というわけでトップバッターで紙を漉くことになりまして。

 

手順を説明していただき、しっかり記憶して紙を漉きます。

最初にしては上出来だったような。。。仕上がって手元に届く日が楽しみです。(*^_^*)

 

一日目は、お楽しみ体験などもあり予定の時間も押して柏崎港側の宿に到着でした~~。

全室オーシャンビューとのことでしたから、夕焼け空をとても楽しみにしていましたら、あいにくのくもり空。。。トホホ。。。

しかし部屋からの眺めは抜群でしたよ。(↓画像は翌朝のもの)

「明日は、朝の散歩に出かけよう!!」と、同室の皆で約束をし夢の中へ~~。

 

 

 

 

次は、良寛さんゆかりの地めぐり2日目をご紹介しますね。

 

 

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