かたおかせんせい

仁和寺経蔵拝観で知った事@成田市片岡書道教室の場合

おはようございます。

千葉県 成田市 公津の杜 片岡書道教室です。

重文、経蔵拝観

昨日のブログの続きです。

「御室88カ所巡り」を済ませたその足で、現在公開中の経蔵へと向かいました。

丁度、僧侶の方の説明が始まる時間に到着。

直ぐに経蔵の中へ案内され入り説明を受けます。

この経蔵は、重文。

ご存知の通り、ここは経典を収蔵する場所で回転式の八角形の輪蔵があります。

この輪蔵には、768の経箱があるそうで、一面に96の経箱がある計算になります。

経蔵で一番気になった事

この経蔵に入って直ぐに私が興味を持った場所がありました。それは、この経箱右上隅に書かれている一文字ずつの漢字でした。

何だろう~。。。と輪蔵をぐるっと見回すとやはりすべての経箱にそれはあります。

経蔵の説明が終了し、その場を後にされる僧侶の方にわたしは急ぎ足で声をかけることに。

そうすると、「千字文というものが書かれています。1,000字あるのですが、それを抜粋して書いてあって今でいうインデックスのようなものです」と。

そこで、私は全てを理解したのでした。

でも、またそこで疑問が2つほど出てきます。

「え?抜粋とは?千字文をどのように抜粋しているのですか?」

その後の答えははっきりとはしませんでした。

でも、私なりに理解したのは天地玄黄から始まる一文字目から768文字目までが順に使われているのだろうと推測し、僧侶の方にお礼を伝えたのでした。

そして、また経蔵の中をぐるりと見渡します。

一体その天地玄黄はどこから始まっているのかを確認するためです。

南に面した経蔵の入り口正面には、釈迦如来様、文殊菩薩様、普賢菩薩様など6躯の仏様が安置されています。

きっと、この仏様がいらっしゃる面から経典の第1巻目が納められているはずと推測します。

この南に面した場所の右上から経典を納めたのだろうから「天」から始まっているのだろうと見上げるのですが、経蔵の中は暗くてこの目で確認することが出来ませんでした。

悶々としたものが残りつつ、経蔵を後にして五重塔へ歩みを進めました。

納得しないまま仁和寺を後にすることが私にはできなくて、何としてでも答えを知りたい!そんな思いで確認したいと思い僧侶の方を探しながら境内を歩きます。

そしてようやく巡り合った僧侶の方にお聞きすると、やはり私の推測は当たっていたようでした。

仏教と書道

このように、古から「仏教」と「書道」は深い関わりがあることを改めて再確認する時間となりました。

「千字文」は日本に伝わり、江戸時代にもなると1,000の文字にはとどまらずそれ以上のものに変化していった経緯があります。他にも、武士の家系で使う千字文、商売をしている家系で使う千字文など形を変えて寺子屋などで子どもたちが学んだといいます。このように、生活や仏教にも溶け込んでいる「書道」が今のこの日本でも継承され続けていることに感動も覚えるし、「書」に携わる人間としてそれらをまた次の世代に継承していくことこそが私の使命なんだな~と改めて思う旅となりました。

 

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