かたおかせんせい

会長を偲ぶ @習字研究社

千葉県 成田市  片岡書道教室です。

 

 

2017年12月

習字研究社の礎を築いてこられた山岸会長がお亡くなりになられました。

 

葬儀は、家族葬だったため会社側として 偲ぶ会を2018年1月26日の連合会会議の日程にあわせて。

 

 

会場には、生前愛用されていた文房四宝が、ずらりと並ぶ。

「これらの硯は、実際に会長先生はお使いになられていたのですか??」という私の問いに、

「そうですよ、どんなふうに墨が磨られるのか。どんな使い心地なのか。会長は実際に試して書いてみたいわけですから、どれもほとんど使ってらっしゃいましたよ。」と社長が教えてくださいました。

そんな硯一つひとつに触れさせてもらった。

 

貴重な朱墨も、とても重いものでした。

「300g以上は確実にありますね。」←わたし。

「いや、500gは超えると思いますよ。」←社長。

「そうね~。」←師匠。

と、会長のコレクションした品で、社長や師匠と会話が弾む。

こんなことも、きっと喜んで見ていてくださっているのかな。。。

 

他にも。

「これだけの赤が出るものはなかなかないのよ。鶏の血のような赤い色でしょ。これを鶏血石と言うのよ~。」と、無知な私は師匠からの説明を受け、【鶏血石】をこの目で初めて見る。

 

 

 

 

会長の雅号には「龍」の文字がある。

そのためか、龍を模った品がいくつもあった。

初めて目にする珍しい品ばかり。

会長を偲ぶ会では、私にとって文房四宝などの最高級の学びの場でもあった。。

 

 

 

 

一つの時代が終わった習字研究社。

微力ではありますが、書道人口の増加を目標に。

私にできることから、日ごろよりお世話になっている習字研究社のお役に立ちたいと思っています。

2018年、邁進いたします。

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