稽古風景

本物を観る・聴く。 ~山下一史氏と千葉交響楽団~

千葉県 成田市 片岡書道教室です。

 

月曜日クラスでお世話になっている【NPO法人 住まい・まち研究会】夏目理事長より、教室の子どもたちに本物の音楽を と、オーケストラの音楽祭にご招待いただきました。

 

平成29年度千葉・県民音楽祭

未来に届け!ふるさとちばのハーモニ2018

 

 

あいにく当日は、地域の小学校対抗綱引き大会と重なったり、中学生はテスト前ということもあり、お誘いを受けてもなかなか行ける生徒が居りませんでした。

そんな中、Nちゃん親子とわたしの娘も誘い5名で千葉市民会館へ。

教室を飛び出し、音楽祭に出向く書道教室なんて、とても贅沢なことですね~。

 

 

 

オープニングトークでは、カラヤン最後の弟子山下一史氏直々にオーケストラや楽器の基礎知識を解説いただきました。

現在金属で作られているフルートは、その昔「木」でできていたことや、ホルンは狩りをする信号ラッパだったことなど、クラシックド素人の私でも音楽に興味を持つことができた解説でした。

 

「箏とオーケストラのための春の海」では、ざわざわ~っと私の心がざわついたのが分かりました。

箏奏者の石田真奈美さんと千葉交響楽団とのコラボ曲。

盲目の作曲家宮城道雄氏は情景描写がとてもお上手な方だったそうです。

失明する前に見た瀬戸内海の景勝地をイメージして描かれたものだということも今回の音楽会で知りました。

所謂お正月のBGMとして聞いていたこの曲ですが、和のイメージがこんなにも変わるなんて驚きのコラボ曲でした。

 

 

他にも、観客を飽きさせない山下一史氏のステージに感動。

千葉交響楽団の指揮を体験するコーナーでは、小学生から成人の方までの3名がステージ上へ。

ちょっとしたタイミングで、その方の個性が出てとても興味深かったです。

八千代少年少女合唱団の皆さんの歌声にも感動。

帰りの電車内でステージで歌っていた制服と同じを子を見かけたので、思わず「先ほどは、すてきな歌声でした」と声をかけてしまいました。

 

普段の生活からは経験できない今回の「県民音楽祭」に夏目理事長よりお誘いを受けたことで、今後の書道教室に刺激を受けたことを私なりに活かしていけたらいいな~と思うのでした。

 

今回、このように片岡書道教室の生徒とともに、貴重な経験をさせていただいた夏目理事長には、この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

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