千葉県 成田市 片岡書道教室です。
先日、30余年以来の友人から依頼がありました。
それも、大切なそして大きな意味のあるものの依頼でした。
わたしは、その依頼を受けることにしました。
たった一つしかないこの木の板に、失敗は許されません。
とても慎重に事を運ばなければいけませんでした。
報告にと送られてきた写真には、満面の笑みいっぱいのご両親のお姿が。
心よりおめでとうございます。
と、写真に向かって伝えました。
書くことが好きだった子どもの頃、両親に習字教室に通わせてほしいと頼んだ日を今でも忘れません。
あれから、40年ほどの月日が経ち
こんな人生が待っているとは思いもしませんでした。
こんな人生。
今は、
だれかに、書くことで「ありがとう」と言われる人生です。
だれかのためになる書の仕事をする人生です。
だれかが「書」で笑顔になるお手伝いをする人生です。
子どもの頃は、
ただ漠然と、書道教室くらいできるかな。。。
そんな安易な夢でしかありませんした。
(その、くらいが大きな誤算だったのは教室を始めてすぐに気付くことになるのですが。)
いま、書を学んでいることに喜びを感じます。
そして、長年通わせてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。
友人のご両親さまには、いつまでも健康で元気にいてほしいです。
生きていてくれないと、できないことって たくさんありますからね〜。。
喜寿のお父様、古稀のお母さま 本当におめでとうございます。