特別稽古 稽古風景

JA書写コンクール・特別稽古

2017年・夏の特別稽古は、20コマをご用意してのサポートをしています。

現在、そのうちの14コマが既に終了です。(残りは8月開催)

 

特別稽古に参加する生徒は、教室の生徒全員参加ではありません。希望者のみです。

JA書写コンクールは、手本配布がない為手本だけをを依頼する生徒もいます。

きっと、夏休みの間に自宅で書き上げるのでしょう。(応援してるよ)

勿論、夏休みの課題として創らない生徒もいます。(読書感想文や自由研究をやるのでしょう。)

 

特別稽古に参加する生徒も、参加回数や出品数がさまざまです。

一番少ない稽古回数で依頼されるのが2回。

多くて6回。

 

参加する毎に、子どもたちの腕も上達するのが分かります。

そして何より、「書」に向き合う姿勢が素晴らしくなっていきます。

こんな↓ことを↓生徒から聞きました。 ↓  ↓

 

お稽古に来たら、上手く書くことができると思った。

先生が居る所で書くと、上手くなると思った。

 

この考えもあながち間違ってはいないでしょうが、作品を書き上げるということは、そんな簡単なものではないということが生徒自身が分かったからこその発言でした。

 

書をあまく見ていた。

特別稽古に参加するだけでうまく書けると思ったそうです。

 

 

 

 

Nちゃん。今年の5月中旬に入会した生徒です。

入会し、教室に通い始めて3か月の生徒です。

特別稽古自体も初めてでした。

しかし、ご覧のようにしっかりと手本を観察して書き上げていました。

勿論、第一回目の特別稽古では、まだまだの作品でした。

そこから、文字の形・筆の動き・半紙と文字のバランス・書法・姿勢など細かく砕いた説明をしていき、自宅練習の方法も改善してもらいました。

そうしたことを繰り返してやってきた本人最終日の稽古、↑こんなにも力強く書くことができるようになりました。

 

文字の指導では当たり前の、「手」の一画目。

初心者は、所謂左払いをしてしまいがちですが、実は違っていて。。。

そんなことも理由を説明して、本人の中でそうなんだ~!と理解しないことには発展が望めません。

私の説明を、よーーーく聞いてくれます。

そして、それらをお手本の中から見つけ出し、観察しています。

そして、どうしたらそれらに近づけるのか工夫をしようと意識します。

結果、毎回私がアドバイスしていることに繋がっていることだとわかり、忠実に守ろうとします。

だからこそ「超」がつくほどの短期間での明らかな上達があったのだと思います。

勿論、本人の努力も大きいですよ!!

稽古中、私の視野からNちゃんの存在が消えてしまうほど(笑)、とてつもなく集中しています。

本当に、笑い話のようですが消えてしまうのです。

その姿勢は、実に静かに書に向き合って、一点一画丁寧に書き上げています。

一体、一枚どのくらいの時間をかけて書いたの??というほどです。

 

 

今回は、半紙での特別稽古参加でしたが、どうやら大きい紙に書くことができると気づいてしまったようです(^_^;)

 

 

「Nちゃんも書いてみたいと思う~???」

「うん。(^^)」

この冬は、半切課題にチャレンジすること間違いなしですね~~~!!!

 

 

 

 

そうそう!こんなこも話してくれました。

「特に最近は、お友達から字がうまいとほめてもらえる」と。

どこに習いに行っているのか聞かれるけど、ぜっったいに教えない!!!

ですって☆

嬉しいですね~~。

 

さあ!

片岡書道教室の熱い夏も、8月に入ると一気に終盤を迎えま~~す。

みんな元気な姿を8月もみせてね~☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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