「ビフォーアフター その1」としたのには、訳があって。
この記事を読んだ生徒が、「わたしのビフォーアフターも紹介して~~~!」と言ってきてくれるのではないかと予想してのことです。
〇〇ちゃんばかり紹介してもらっていいな~。。。ではなく、初めて書いた作品などをぜひ教室まで持ってきてほしいのです。
待ってますね~。
さて、本題です。
まずは、作品の説明から。 4作品とも現在中学1年生になる生徒の作品です。
右から 小学一年生時夏休みJA書写コンクール特別稽古で書いた作品。
右から2・3・4番目作品 「東西」楷書・行書 細字課題 2017.5月号社中中学生課題。
「せんせ~、一番最初に書いたやつ持ってるんだ~。」
ある日、そんな会話がありまりました。
当時、お姉ちゃんが通ってきてくれていた関係で、「夏休み特別稽古」にTくんは参加していたのでした。
≪あれは、、、もう6年も前のこと!!! うわぁ~、時が経つのも早いね~~。≫
それから、書道に興味を持ち、入会の運びとなったわけです。
今では、中学一年生。
この学年は、通ってくれる人数が特に多かったので、春から部活、塾などを優先させるか否か。
習い事をどうやったら継続できるかなど、相談も多く受けました。
そんな中、数名の生徒が中学生になっても継続することを選択してくれました。
とてもうれしかったです。
そして、新年度お稽古始めにわたしから大事なお話をさせてもらいました。
みんな、きっと受け止めてくれたと信じたい。
だって、継続しているあなたたちは、教室の低学年のみんなのあこがれの存在なんですものね。
ビフォーアフターというまでもなく、6年間真面目に通ったのですもの、上手い!!!
そして、硬筆課題。(2017.5月社中中学生課題)
この清書作品1枚を書き上げるのに、相当な時間を練習に費やすTくん。
私の方が、しびれを切らし「もうほどほどでいいんじゃないの~~?、一文字線が曲がっていたってそれで昇段しないとかないから!!」
こんな助け舟を出しても、本人は納得いかないのですよね。
だからこそここまで書くことができるようになったのだと思います。
妥協しない。目標が高い。自己満足のいく作品を何としてでも書き上げる。
素晴らしい集中力と精神力がついたのではないでしょうか。
かたおかせんせいも、そんなTくんのサポートができてとてもうれしいな~。
それでね。
気づいたことがあるのよ。。。
↓↓
小学1年生の時に書いていた「す」のはらい
と
中学1年生になって書く「す」のはらい
くるんと払いすぎてしまうあたり、いっしょだね~~~~(*^_^*)
今日のお稽古で、本人に伝えてみようかしらね。
なんというかな。。。(#^.^#)