イベント 稽古風景

9/24開催「第6回もりんぴあフェスティバル」 作品を解禁!!

千葉県 成田市 片岡書道教室です。

 

いよいよもりんぴあフェスティバルも2日後の9/24に開催です!!

 

このフェスティバルに向けて初夏から作り上げてきた作品と稽古の模様を公開しま~~~す!!!

 

「第6回もりんぴあフェスティバル」片岡書道教室展示作品は、

 

「瓦當」です。

 

吉祥語も表記した瓦當や、文様の瓦當を一人一人丁寧に仕上げてもらいました。

まず最初に、この企画をみんなに説明した時、ほんの数名しか目を輝かせてくれなかったことを覚えています^^;

ほとんどの生徒に、なに?それ。。。って顔をされたのをよく覚えています~。(~_~;)

そりゃそうよね。。。瓦當なんて聞いたこともないだろうしね~。

書と屋根の瓦がなんで関係するのかもね。。。(^_^;)

そんなお話もしながら説明をしていきました。

 

【瓦當】とは。

人が住居を作り、屋根を瓦でもって敷くようになったのは何時ごろに始まるのだろか。

日本では、奈良時代の寺院建設が多く残されて、現在に至っている。

奈良の飛鳥寺の瓦は崇峻天皇元年(588年)の作とされる。

この源は、明らかに日本固有の物でなく、中国から伝えられた様式である。

唐招提寺の屋根瓦も後世の修理が加えられているが、奈良時代の瓦葺の構造をその当時に近い形で伝えているといえよう。

この奈良時代の瓦の源流は中国であり、早くも紀元前の秦漢の時に瓦が使用されていた。

最近の考古学研究によれば、春秋戦国時代(紀元前770~紀元前221年)の遺跡からも数多くの瓦が出土している。

また、漢代の明器や石闕に屋根を模したものがあり、瓦葺や軒の瓦當の状態まで鮮明に見ることができる。

これらの構造は、基本的に日本の奈良時代の寺院建設の屋根と同じである。

「丸瓦」の一番軒先寄りの先端にある瓦は、古代にあっても半円か円形で覆いを作り、そこに装飾を施している。

日本の奈良時代の「丸瓦」も同様であり、また先端の平瓦にも装飾を施している。

日本では、こうした先端の丸瓦を「鐙瓦」(あぶみがわら)また平瓦を「宇瓦」(のきがわら)と称している。

中国では、この軒先の丸瓦を「瓦當」(がとう)と称している。

 

1995発行【秦漢瓦當文】(お借りしました)より。

 

 

 

墨を初めて磨る生徒も。

 

 

 

 

 

 

 

 

教室生徒、cafeの成人生徒、そして教室生徒の保護者の方々と一緒に、一生懸命作品を創りました。

 

ぜひみなさん、「もりんぴあフェスティバル」へ足をお運びになり、一日楽しんでください。

そして、その足でギャラリーへお越しいただけるととてもうれしく思います。

 

どうぞ、会場でお待ちしています(^-^)

 

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