おはようございます。
子どもたちの無限の可能性とやる気を引き出す、千葉県成田市公津の杜 片岡書道教室です。
《中国シルクロード歴史紀行〜西安・敦煌6日間》の旅
10/26 4日目 敦煌「莫高窟」を観た後は、敦煌空港へ移動をして西安空港までの移動日です。
この記事は私自身のアウトプットの場所でもあります。どうぞお付き合いください。
念願の莫高窟へ
この旅での私の中でいちばんのメインイベントの日がやってきました~~👏!!
この足で、目で、訪れて観てみたかった莫高窟!!!!
書道をやっていくうえで、「般若心経」の請来などを紐解いていく中「書道」は「仏教」とも深い関わりがることを知り、いつの日にか必ず「莫高窟」に行ってみたいと思いを馳せるようになったのでした。
この日は、午後に西安まで移動することもありすべての荷物を持って宿泊しているホテルをチェックアウトし07:45に出発しました。
携帯でこの日の天気を確認すると朝の気温は2℃。ホテルを出発の頃は1℃の予報。どれだけ寒いの??どれだけの服を着こめばいいの??と朝食の時に一度ホテルから外へ出てみることに。
えッ!この体感で本当に今2℃なの?と思うほど、全く寒くない!!( ゚Д゚) 想定外!!ちょっとの時間だと上着もいらないほど。日本と全く体感が異なることに驚く朝でした。

莫高窟では、入場料金に含まれている通常拝観窟のほかに特別窟があり事前の申し込みと料金が加算されるシステム。
その特別窟の予約時刻が早い時間であるということでホテルを早めに出発することになったのです。結局、最後は丁度良かったというよりも売店での買い物もそこそこにバタバタと莫高窟を後にすることにはなるのです。
念願の「莫高窟」前に到着するのかと思いきや、2014年8月にオープンしたという【敦煌莫高窟デジタル展示センター】に08:00頃到着。
↓↓朝から元気です(^^♪

どうやらここで映像を観て敦煌やシルクロードの歴史や莫高窟の歴史の解説映像を観ることで、先ずは大まかな学習をして現地に行くらしい。

2つのシアタールームを移動して合計40分ほどの映像を観ることに。
↓↓外国人観光客向けに準備されたイヤホン付き翻訳音声ガイドを受け取ると、既に多くの人が着席していました。最上席を見つけ着席。甲子園のアルプススタンド並みの傾斜があった(^^;)

翻訳ガイド日本語版02番に設定。シルクロードの歴史を映像で解説。
終了後は、次のシアタールームに移動しての視聴。
ここは、ドーム型の天井で先ほどのシアタールームより客席の傾斜はゆるやかで、ゆったりと上部が見やすい角度と座席にも工夫がされていました。
ここでは、インドから渡ってきた仏教がここ敦煌に伝来し人々が窟を掘り様々な仏像を作り壁画を描いていった莫高窟の歴史を、ドーム型の天井と左右の壁全てを利用して映し出され解説されていきました。
視聴後、シアタールームのある建物から外に出ると専用バスが待っていました。このバスに乗って「莫高窟」まで移動のようです。
ざっくりと莫高窟の歴史を学んだ後は、09:20発のバスに順に乗り込みます。
20分強専用シャトルバスに揺られ莫高窟へと向かいます。
いちばん前の席がラッキーなことに空いていました‼️
↓↓出発早々、観光客を乗せるバスの駐車場。スタンバイしているバスの数が半端ない💦

↓↓どこまでもどこまでも道が続き結構な時間が過ぎていきます。この道は、一般道ではなく莫高窟ヘ向かう専用の道。

一体莫高窟はどこ?
15分ほどバスに揺られた頃でしょうか、車道と並行するように幅の広い川。

そして、遠く進行方向1時の方面に崖が見えてきました。
↓↓と、同時に僧侶の方々の生活窟だったであろう窟が見えてきた時の感動!! ようやくここまで来た~~! 今でもその時のことを鮮明に覚えています。


【敦煌莫高窟デジタル展示センター】から、莫高窟へ向かってただただ20分と少しバスに揺られていく景色の映像はコチラ
大きな川にかかる橋のたもとでバスを下車します。
帰国して師匠に稽古をつけてもらう日、『この川は「党河」と言うのよ。』と幾度と足を運ばれている師匠に教えてもらいました。(^^♪
バスを降りると、まだ太陽はさほど高くない時間であるにも関わらず、さほど寒くない。私の気持ちがそうさせているのか???
党河にかかる橋を渡る時に見た水量はほんの少し。そして凍っていました。

敦煌ガイド孫さんに聞くと祁連山脈からの雪解け水であること。
そして、師匠からはこれら川幅一杯に水かさがなることはないということ。いつ行ってもこのくらいの水量であることも師匠から教えてもらいました。
旅が終わってもなお訪れた場所のことを学ぶ機会に恵まれることに感謝(^^♪

川が凍るほどやっぱり敦煌は寒いんですよね~😨 それを全く感じない。それだけ空気が乾燥しているということなのかな。本当に不思議。空気が綺麗。
↓↓莫高窟のある対岸へ橋を渡り切ります。念願の莫高窟!ポプラ並木が朝日に照らされ輝き美しかった。

↓↓さあ、集合写真を撮ったらいよいよ制限エリアへ。


通常拝観は、入場料代金に含まれています。
今回、29,328,332,16-17,428,427,231,96,148,全9窟を、日本の旅行会社のツアー客の皆さん、そして個人で訪れていた女性の方と私たちのグループが一つになって窟を巡ることになりました。
その後、私たちのグループは有料拝観窟57,45の2窟を観て回りました。(特別窟の拝観料は日本円で1窟4,000円ほどの有料拝観。)

莫高窟では、現地の専属日本語ガイドさんが引率してくれます。稽古時に師匠から聞いた話によると、以前はカメラの持ち込みも禁止大きなバックも満ち込み禁止で今よりとても厳重だったそうです。現在でも窟の中は全て撮影禁止です。そのため、説明を必死に聞きますが、次の窟へ向かう時はすでに記憶がない状態💦何とか記憶をたどり覚えていることだけ記しておきます。
29,晩唐ーどこを見ても圧巻、天井までも壁画がびっしり。
328,初唐ーここには、仏陀一体、弟子二体、菩薩二体、そして四体の供養菩薩が安置。箱の南側の供養菩薩の内一体は、1924年にワーナー氏により持ち出されていている。唐代彫刻の傑作と言われている。四体が揃っていないことを残念に思った。仏様一体一体の表情がすてき。仏陀の頭上にも仏様がびっしり描かれ圧巻だった。
332,初唐ー中央には方形の柱が立っていて、その東側と南北の壁の前面に仏像が安置されていました。(中はどこも)とても暗い窟でしたが奥には涅槃像が一体ありました。
16-17,1900年6月22日に所謂「敦煌遺書」が発見された場所。令和6年に開催された書道博物館「敦煌写本の世界ー蔵経洞のたからものーで観た一枚の写真。ポール・ペリオがこの17窟で遺物を選別している写真が印象的だった。まさか、その17窟に行くことが叶うなんて当時は思いもしなかった。16窟や他の高さより嵩を上げてより高い場所に窟が設けられていることに驚く。そして狭い空間であるという事を知る。おかげで、16窟の印象はほとんどない(^^;)
蔵経洞の発見は、民間に広く流布した言い伝えによると、王円籙がかつて楊某という人物を雇って経典をさせていた折、休憩時に煙草に火をつける笈笈草を壁の裂け目に差し込んだ時に煙が中へと入っていくことから王道士に報告をして発見に至った。とか、王道士が使用人を雇って掃除をさせていたところ壁に亀裂が入ったのでその亀裂に沿って王道士が壁を破ったところ発見した。などあるらしい。(朝華出版社・敦煌より)
428,北周ー敦煌石窟の中で最大で初期の心柱洞窟。とても広い窟で私たちがガイドさんの説明を聞いて立っていた場所は仏教徒の集会場として機能していたとのこと。当時の色もまだまだそのままにあり壁画がとてもきれいだった。サッタ王子と虎の物語の説明を受ける。飛天などの肌色が黒くなっていたことを疑問に思っていたところ時代とともに剥げてしまい下地が見えているという事。元はどんなに美しかったことだろう。
427,隋ー入って直ぐの金剛般若菩薩像に圧倒された。以前訪れた龍門石窟で観た仏像と同じく足元から上部に行けば行くほどサイズ感が大きくなる造りで迫力満点。色も残っているがこれは宋時代に彩色し直されたとのこと。切妻屋根と平屋根の部屋で分かれていた。これら北朝時代から受け継がれた石窟建築様式と知る。
231,中唐ー入口壁画 残る画を食い入るように観た。
96,初唐ー「敦煌・莫高窟」と検索すればヒットする画像の建物で、莫高窟の象徴でもある窟。九層楼の中には高さ34.5メートル弥勒菩薩様がいらっしゃりあまりの大きさと迫力に圧巻。
この莫高窟での目的がもう一つ。それは納経でした。
現地ガイドの孫さんにインフォメーションで問い合わせていただき、この96窟・弥勒菩薩様の前にて納経することが叶い感無量でした。
莫高窟に訪れた日の前日が、実母の命日であったということもあり胸にこみあげるものがありました。
148,盛唐ー涅槃像が横たわる窟。仏様をより大きく見せるための工夫として腕自体を長く設計しているとのこと。見ればももの横に添えられた腕が膝につきそうなほど長かった。
57,初唐ー「美人窟」と呼ばれる窟で、美の肖像と称えられる観音像の最高傑作がある。この眼で観ることが出来感動!!時間が許されるならずっと観ていたかった。
45,盛唐ーS字型に立つ菩薩様。美しすぎた!!感動。その他の説明では、仏様の腹部はぽっちゃりとした肉付きで当時の食の豊かさが表されているという。
そして、「この頭上の飛天を観てください。日本は天女と言って女性。中国は飛天と言います。ここの飛天を観てください。僧侶です。」最後にガイドさんからの説明に声を出して驚く!!(@ ̄□ ̄@;)!! どこも見どころ満載だった~!
どこの窟だったか、壁画のエメラルドグリーンの彩色が今でも忘れられない。
これだけの窟を保全するにあたり日本企業が相当な支援をしていると師匠から聞く。これからも、保全しつつ安全にたくさんの方の目に触れることが出来るよう世界遺産莫高窟を守っていくことを祈念したい。
↓↓16,17窟 横からの画

↓↓16,17窟を正面から

↓↓窟外部にも壁画があちらこちらに残っていました。






↓↓96窟を横から撮る。

↓↓特別窟・45窟 係員の方が鍵を開けてくださるまで入ることはできません。しばらく待つ間に最後に観る45窟前にて記念写真を(^^♪

最後に、莫高窟日本語ガイドさんも一緒に記念写真↓↓

青空に莫高窟!映えます(^^♪
(29,328,332,)16-17,428,427,231,96,148,57,45窟までのただただ散策動画はコチラ
↓↓莫高窟に来れた事に感無量。

莫高窟の始まりは、366年楽僔と呼ばれる和尚が職人を募って鳴沙山の崖壁に最初の石窟を開鑿(かいさく)したことで始まり、その後、仏を信じて礼拝する人が次第に増加していき、石窟も徐々に増加していき1000の窟を数えるほどに。高僧大徳だけではなく、王公貴族、地方の大小の官史、裕福な商人、一般市民、手工業者がこの地で大小様々の仏教石窟を作ったとされる。窟は一人で掘ったものや、家族一族で掘ったもの、多くの人で出資して作ったものとこれまた様々。これら莫高窟の造営は、1000年以上にわたって継続されていき現在残る窟は700窟あまり。そのうち壁画や塑像が残されている窟は492窟。

↓↓莫高窟には09:40~13:00過ぎまで滞在。まだまだ観足りない!!相当後ろ髪を引かれながらバスに乗り来た道を帰る。
敦煌では夕方に一日の最高気温が出るらしく、気持ちの良いお天気で窟を拝観することが出来有難かった。お昼を過ぎて15℃ 気持ちよく過ごすことが出来ました。

↓↓買い物を済ませた私たちは、西安までのフライトの時間も気にしながら「迎賓餐庁」で昼食敦煌最後の食事を取ります。
敦煌現地ガイドの孫さんより、敦煌のお土産にとラクダのぬいぐるみを一人一つずつ頂きありがたい(#^.^#) これはちょうど良い!孫のお土産に💛


↑↑カリフラワーの衣つき揚げ物が、とてもおいしかったので帰国してやってみるが、あの食感は作り出すことが出来ない。何度もおかわりをした思い出がよみがえる。
ほか、 キャベツだけの炒め物も、おいしかった。こんなにたくさんの料理が毎回出てくるのですが、同じ味付けの食事がテーブルを囲まないことに感動。どれもおいしくいただきました。

↓↓そして目指すは敦煌空港! へ向かう道中、積み荷が溢れんばかりの車両発見💦
以前の中国ではよくこんな風景を観ましたが今回の旅では出会う回数が本当に少ない!!


敦煌空港DNH🛫16:40発→西安空港XIY

↓↓今回も、国内線利用で機内食が出ました。 ん~、先ほど食べたものでまだまだお腹いっぱい^_^; ほとんど手を付けずにCAさんへ戻しました。

↓↓私の席からはこれが精いっぱいの画

↓↓別席の方が眼下に広がる祁連山脈の画をくださいました。こんな素敵な景色が広がっていたんですね~。

敦煌から西安までの戻りのフライトも2時間ほど。

19:00前に西安空港XIYへ到着。
↓↓ホテルにて夕食。

この旅で最初に宿泊したホテル古都文化大酒店へ2度目のチェックイン。それから、またまた初日同様回族の夜市↓↓へ出かけこの日は終了です(^^)/

明日は、「青龍寺」「兵馬俑抗」「大慈恩寺・大雁塔」「碑林」を回ります(^^)/
(29,328,332,)16-17,428,427,231,96,148,57,45窟までのただただ散策動画はコチラ
つづく
ー書道教室を主宰している先生へーー
片岡書道教室では、アクティブラーニング型の稽古を取りいれ日々稽古に励んでいます。
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