シルクロード旅3日目「白馬塔」「沙州古城」跡＠成田市片岡書道教室の場合

おはようございます。

子どもたちの無限の可能性とやる気を引き出す、千葉県成田市公津の杜　片岡書道教室です。

《中国シルクロード歴史紀行〜西安・敦煌6日間》の旅

10/25　3日目　「陽関」「漢代長城」「玉門関」「白馬塔」を巡りました。

この記事は私自身のアウトプットの場所でもあります。どうぞお付き合いください。

「白馬塔」へ

「白馬塔」は、敦煌市街地からこの日巡った「陽関」や「玉門関」へ西へ向かう途中さほど遠くない場所にありました。

そのため、「陽関」「玉門関」を観た帰りに寄ることに。

「白馬塔」に到着したのは、17：45。まだまだ日が暮れず明るい時間と思いきや、18：00になろうかという時でした。

白馬塔スタッフの方も待っていてくださいました。

白馬塔は、敦煌市の西郊に位置し、後漢の時代に鳩摩羅什の白馬を祀るために建立。高さ12メートル、9層からなる塔は、白馬が無くなった時の年齢を象徴していると説明が掲示されていました。

クチャから東に東にと向かった鳩摩羅什、ここから更に遠く離れた長安まで旅は続き渡ったのだから、考えも想像も遥かに超える旅だったのではないかとこの地に立って思いを馳せる。

↑↓正面からと裏側に回って撮った「白馬塔」

敷地内にはもう一つの説明書きがありました。それによると↓↓

ー伝説によると、後漢の時代西暦384年-417年に仏教経典の有名な翻訳者である鳩摩羅什はクチャ出身でした。

鳩摩羅什が東方の敦煌に仏教と道教を広めた際、彼の白馬が死んでこの地に埋葬され塔が建てられた。

塔は、現在9層で高さ12メートル直径約7メートル。

日干し煉瓦造りで心柱を置き泥と石灰で覆われている。

最下層は八角形でレンガの帯で覆われ各角は3メートル。

2層から4層は重なり合い角ばった形状をしている。

5層は下部に突出した鋲が上部を囲み上面に逆さにした蓮の花びらを載せている。

6層はドーム状の塔体。

7層は　尖塔状で、最上階には三角形の傾斜した頂冠があり、各角に風鈴が吊るされている。

2層には石碑2つと木碑1つがある。石碑には「道光帝の義氏同月、白文才らが修膳」とあり、木碑には「民国23年8月　朱雍貞、呂忠らが修繕」という銘文は、「この塔は幾度も修復改修されているその建設様式は依然として明代の風格を保っている。」ことを証明するのに十分である。

1981年異甘粛省人民政府によって省級文化財保護単位に指定された。ー

とありました。（Google翻訳合ってるかな？）💦

もう少しじっくり見ておけばよかった(^^;)　柵とここに訪れた皆さんの祈願物があることで見えないだろうという思い込み。

沙州古城跡

「白馬塔」の奥へと進む。

そこでは、「沙州古城」跡が望めるらしい。

最近できた？と思うくらい真新しいカフェ併設の展望台に上って遺跡を観る。遠くに砂丘に望むことが出来ます。

説明によると

ー沙州古城は、敦煌市西七里鎮白馬田村に位置し、唐江の西岸にあります。漢代には敦煌府、唐代には沙州城が置かれ、シルクロードの重要な交通路として名高い重要な都市でした。内陸から西域へ向かう道は南北に分岐し、南の道は陽関、北の道は玉門関に通じていました。敦煌が歴史的文化都市であったことを示す重要な証拠のひとつです。現在は、南、北、西の断続的な城壁が残るのみで、南西部の唐江の浸食により廃城となり、東側の城壁は多くの部分が破壊され崩壊しました。主要な建築遺跡は、現在の地表より1.5～2.0メートル下にあります。城域は東西718メートル、南北1132メートルで、北西隅に城郭が築かれています。記録によると、かつては南北3つの門があり、面積は81万2776平方メートルに及びました。漢の武帝が聖域を開拓し、この城は府都となりました。漢唐の時代、この古城はシルクロードの重要な都市として名を馳せ、国内外の文化の繁栄に重要な役割を果たし、聖域と経済、政治、軍事面での結びつきを強めました。史料によると、「古城夕景」は敦煌八景のひとつに数えられており、現在は省級重点文化財保護単位に指定されているーという事らしい。

その昔、東西の貿易や文化交流を支えたシルクロード。目を閉じて活気あふれる街並みを勝手に想像する私でした。

↓↓こんな感じだったのかな～～