かたおかせんせい

諦観する@成田市片岡書道教室の場合

おはようございます

千葉県 成田市 公津の杜 片岡書道教室です

『「指示」をやめれば、先生はうまくいく』を読んでいます

「諦観」するとは、対象をはっきり明確に観ること、本質を明らかに見極めること だそうです

この本の中には「諦観する」という言葉が出てきます

私自身思い通りに事を運ぼうと、そして生徒たちをも誘導して思い通りにわたしの都合の良いように仕向けて物事をやらせてはいないか???

そんなことを振り返る時間を本を読み進める中で取りました

稽古中、集中が切れて書に向き合う姿勢が見られない なんてよくある光景

その対象者に対して、私が普段何を思っているのかどんな声掛けをしているのかを改めて思い出してみることにしました

お稽古に来ているんだから字を集中して稽古するのが当たり前!手を動かしていないなんて!😡しかも寝っ転がってるじゃない!

なんてことは、正直思わない

そもそもその子自体が集中できてない悪い生徒!とは思わない

わたしがいつも思うことは、今日(最近)何かが起きて今集中できない状態にあるんだな~と思うということ

一体何があったの?というところからコミュニケーションを図っていく

だから、「さあ!集中が切れてるよ!もっと集中して書きなさい!!」なんてことは言わない

集中することが今日は難しい状態なんだな、手は動いていないな、眠そうだな、もしかして寝てる???

そうやって、しばらくはそっとほおっておきます

そうすると、生徒自身がそれに関して話し始める中に私が次に発する声掛けのヒントがあったりする

「そう、学校でそんなことがあったんだね~~」

「それは大変だったね~」

「ちょっとそれは心配だよね」

「そんな状態だったら眠くなるよね~」

そしてまた、そのままにしておくことも

決して、眠くなる生徒がダメな生徒だとは認識していない

しばらくすると、生徒自身が動き出したりそのままだったり

で、次の声掛けをする

眠い子に疲労がたまってそうな生徒には、「ちょっと横になって休憩してみては?」と提案したり

おしゃべりがとても多くて、声のボリュームが大きい生徒に対しては、しばらく様子を見て

「先生、声が大きいと耳が痛くなるからもう少し声のボリュームを小さくして話してくれる?」とリクエストをする

おしゃべりをしている生徒がダメな生徒だとは認識をしていない

逆に、何一つ声を発しない生徒もいる

自分の思っていることを発言できないダメな生徒とは思わない

みんなそれぞれ、他に思うことがあるからそうしている

その他に思うことを見極めることこそが指導者として生徒と関わっている私が観るべきところなんじゃないのかな~~

でもこれは、稽古の一コマに過ぎずそして私自身が意識して実践している事柄

本当は、もっと無意識のところを意識化していくことでもっと私自身の発展のカギが隠されているんじゃないだろうかとこのブログ記事を書きながら思うのです

無意識にやっている行動が生徒を追い詰めたりしていたら

無意識に発している言葉が生徒のやる気をなくすことになったりしていないか

もっともっと時間をかけて自分自身を見つめ直すことが必要だと今は感じています

それが「諦観する」という言葉から私が思う事

 

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