おはようございます。
成田市 公津の杜 片岡書道教室です。
旅の記事の続きです。
「満濃池」に行きたい!!
それが今回の旅の目的でした。
令和元年5月
私自身の新年号初イベントとして実行した四国88カ寺巡り遍路。
この時、香川県高松市から第一番札所の霊山寺までの道中、とにかくため池が多くてドライバーの先達さんにお聞きしたことがきっかっけで、四国での水の確保が大事なのかを思い知りました。
その延長線上に、私の中では満濃池がありました。
唐から戻った弘法大師空海が、帰りの遣唐使船を待つ間に学んだとされる土木の知識を持って決壊続きだった満濃池の、アーチ形護岸工事に成功したという話し。
工事期間3ヶ月の間護摩焚きをして祈願したという話し。
日本一の人工池であるということ。
そんな池をこの目で見てみたい。
四国遍路の時には、池を見るなんてコースには入っていません💦
書を学ぶ中で、書と仏教が密接に関わっているということを知ってから、遣唐使や弘法大師空海のことをいろいろと調べるようになっていきました。
そしてようやく令和4年9月2日、
満濃池を見たい!という夢が叶ったというわけです。
「池を見たい」だけで旅をするなんて、オタクの域??(;^ω^)
書を深く学ぶための行動、ただそれだけなんですけどね。
さあ、倉敷からレンタカーで瀬戸大橋を渡り、いざ四国・香川県へ!
予報では、この旅の期間中ずっと雨予報でしたが、
満濃池は晴れ~。
私の中での満濃池にあるとある目的地は、何処にあるのかわからずにとりあえず満濃池までやってきた。というのが本当のところ(;^_^A
満濃池森林公園は地図やカーナビにも案内がある。
行き先は、満濃池には間違いがないのだけれど、旅の目的地である満濃池のとある場所に行きたくて迷い、森林公園の駐車場に一旦車を止め公園のスタッフらしきお母さんにお声をかける。
もうそこは、お接待の精神ですね!
とてもありがたい道案内と説明をしていただきました。
有難い。
そしてたどり着いた満濃池~~~~(^^)/ ・・・の小島(小声)
時期が良すぎた!!! 小島が陸続き!!!
池の水が極端に少ない! もしや??行ける???
というわけで、降りて渡ってみた、というか降りて歩いていってみた。
↑↓そう。ここが旅の目的地~。
平安時代、3ヶ月の護岸工事の際、弘法大師空海が護摩を焚き祈願をしたと言われている場所にたたずむ。
風の音・鳥のさえずり・雲の流れを感じてみる。
あ~~、ここに来てみたかったんだ~。ようやく来ることが出来た~。感無量~。
台風の影響で、風が強い。
この日差しと暑さであっても、幾分暑さも和らぐ。
そして、これまた前夜、満濃池までのアクセスを確認していたときに、弘法大師空海ゆかりのお寺が池のほとりにあると知る。
神野寺。
そこで、遍路と同じ一連の動作をして御朱印をいただくことに。
直前に旅を計画したため、写経持参できず。
般若心経をお唱えするのみとなってしまいましたが、二人分ということで↓2種いただきてきました。
職業病でしょうか、記録に残したくてご承諾を得て撮りましたが、残念ピントが合ってませんでした~💦↓↓↓
満濃池を見守るよう弘法大師空海像も敷地内にはありましたよ。↓↓↓
来年令和5年は、弘法大師空海御生誕1250年。
以前の遍路は88カ寺。
ここ神野寺を含めた20カ寺は【四国別格20霊場】としてツアーもある。
この二つを回ることで108となる。煩悩の数と同じ。
ここで、私の何かがムクムクと湧き出てくる。
そして、調べ始めると、以前参加した遍路ツアー会社が募っている別格ツアーがタイミングよい時期にあることを知る。
さあ、ご生誕1250年記念に実行しようと次の旅を練り始める私がいます(;^ω^)
つづく