おはようございます。
成田市 公津の杜 片岡書道教室です。
「丁寧を心掛け書きましょう」
「殴り書きしないで」
「ゆっくり書こう」
「心落ち着いてから書いてね」
こんな声掛けを何度（何年）繰り返しているだろう。。
なかなか正しい鉛筆の持ち方が子どもたちに浸透しないことが、指導者として情けなくなる。
このダダ下がりの気持ちをどうやって上げていこうかと考え行きつく先は、指導者として根気よく継続しての声かけと、『正しい鉛筆の持ち方の習得』のための指の運動時間の確保でした。
片岡書道教室に通う子たちは、「上手に書きたい」ときっと思っているんだろうけどな。
アンケートを取ることを思い立ち、稽古時にアンケート内で質問をした結果100％の生徒が今すぐ正しい鉛筆の持ち方を習得したいと答えてくれました。（やっぱりそう思ってるんだ〜）
「自分自身がそう思ってるから正しい持ち方をマスターしたいんだよね？」
「せんせいからただしい鉛筆の持ち方をしてみてねと言われているから、やらなくちゃいけないんだと思っているわけではないよね？」
「自分のために正しい鉛筆の持ち方を本当にマスターしたいんだよね？」
と、子どもたちに再確認をしてから、
「だったら今からみんなで覚えていきましょう！！」と伝え、この週は正しい持ち方をして書くことを意識して指先運動を中心に練習を始めました。
鉛筆持ちを習得したいという思いを再度確認して丁寧に声掛け確認して事を進めていく。そうするとスムーズに事が運び、「正しい鉛筆の持ち方が出来ないのは先生のせいだ！」と理由付けや泣いたり人のせいにすることがなかったこの週のお稽古でした。（ホッと一安心）
ここからは、私自身も根気よく継続・定期的に指先運動をして持ち方の確認もしていこうと考えています。
後は、正しい持ち方が自分の物になるように努力していきましょう！
自らの意志で正しい鉛筆持ちをして書くことを選択してもらうと、習得もきっと早いはず！！みんなに期待しています(^^)/