千葉県成田市 片岡書道教室です。
昨日は、千葉県成田市公津の杜3丁目にある『住まい・まち研究会 グループリビングももとせ』にて写経と写仏のボランティアをさせていただきました。
8名の方のご参加でした。
初体験の方、2回目・3回目の方と様々です。
今回は、写経の説明も飛ばして、謹書(拝写)することに重きを。
初参加の方には、墨の擦り方や筆の持ち方・動かし方、そして向き合い方などをご説明し、塗香を手にすり込んでいただいた後に、丁子を口に含んで始めてもらいました。
2回目、3回目の方々には、別テーブルで心を落ち着かせた後に各自向き合っていただきました。
一点一画に心を込めて淡々と筆を運ぶ。
前回、鉛筆で謹書なさった方も、「今日は、筆でやってみようかしら。」とご自身でステージアップ。
写仏を拝写なさるときには、筆ペンで。
写経を謹書なさるときには、鉛筆で。
そして、墨を磨り筆でチャレンジなさる。
この心の変化には、私自身そばにいてとてもうれしかったです。
さて、1回目のご参加の皆さんは?というと、
黙々と向き合っていらっしゃいました。
そして、淡々と。
「まだ途中だから、また来週参加するわ。」
うれしかったですね~。
片付けた後には、お仕事へ飛んで行かれる方、お茶で一息入れる方とこれまた様々。
「良かった~。」
「疲れたけど楽しかった。」
「また来るわ!」
「前からずっと写経やってみたいと思っていたのよ~。」
そんな風に皆さんにお声をかけていただきます。
アトリエを後にするとき、皆さんがにこやかにそして和やかな表情をしてくださる事が私自身の浄化なのかもしれません。
一言に「ボランティア」で片づけられない、何にも代えがたい空間がここにはあります。
昨夜、家族が私に言いました。
↓
「お前がうらやましいよ。」
ここのような機会を与えていただいき、お声をかけていただいた「住まい・まち研究会 グループリビングももとせ」理事長様に、心より感謝いたします。