当教室が所属している習字研究社http://www.shu-ken-inc.com/では、春に入会した生徒のことを考慮し、書道により親しんでもらうようバランスのとりやすい二文字課題とする月のお手本が夏ごろまで続きます。
しかし、小学校高学年ともなってくると園児課題などと異なり、学年相応にしてあるため
また、翌月号へのステップとなるよう文字数を増やして作成してあります。(きっとそうなんだと私自身が思っているだけ?)
今回も、「一字一筆」を心がけて書いてみました。↓
「思」七画目ハネが少し強すぎたかな???
「一字一筆」ならぬ「三字一筆」も可能でした。
「思」四画目を書き終わり、五画目へ行こうと思った時に迷い筆になってしまいました。
それは、四画目のおさえ(終筆)が雑だったな~、あまかったな~、もう一回筆を置きたいな~。。
なんて思ったからなのです。どうしよう。。という心の迷いがこんな風に所作にも出てくるのです。
そうすると、次の線が乱れてくるんですよね~~~。
「書」は正直だな~とつくづく思うのです。
「出」一画目縦画が斜めにならないようより慎重に筆を走らせました。
最終画近くなると、さすがに筆に含んだ墨も減ってきます。
ですから、スピードも抑え気味。
加えて、紙へ墨を浸透させる気持ちで書いていきました。
ここに課題の動画を載せることで、成人会員さんが何度も再生してくださり練習してくださっているとのこと。
大変ありがたいことです。
このように、私が発信することで文字に興味を持って実践してくださる方が一人でも多く増えますように~。
次回は、小学6年生課題に挑戦です。