かたおかせんせい

行基菩薩・実在した人が菩薩と呼ばれる理由

おはようございます。

成田市 公津の杜 片岡書道教室です。

ずっと理解できず不思議に思っていた人がいました。

その人の名は、行基。奈良時代の僧で行基菩薩と呼ばれています。

勉強不足の私がこの方を知ったのは、令和元年5月 遍路満願の旅でのことです。

(↑満願まで済ませる遍路でした。)

四国八十八か所巡りでは、ドライバーさんが先達役(ガイド役)まで勤めていただき色んなことを教えてもらい勉強しました。

そんな座学も、次のお寺へ向かう道中にそれはそれは本当にたくさんのお話をしてくださいました。

その時に知ったことのひとつは、四国八十八カ寺の開基すべてが弘法大師空海ではないということ。

お遍路というと、真言宗や弘法大師空海のイメージが強かったのですが、実に17人もの僧が開基したということでした。弘法大師空海が開基した数39カ寺、その次に多く開基したのが、行基菩薩の30カ寺だそうです。

菩薩というと仏様なんじゃないの???形のない(見えない)仏様が開基したってどういうこと???と、不思議に思うまま時が経っていきました。

そんな折、阪急電鉄奈良駅前で見かけた行基菩薩像。

この行基菩薩像は、東大寺を向いて建てられたとのこと。

そして、特に貧しい民衆に対して慈善活動をしありがたい生き仏という意味で行基菩薩と呼ばれるようになったそうです。

ここで、点と点が線でつながり !!!なるほど!!! ど理解したのでした。

少しずつ少しずつ、歴史を学び理解しています(;^ω^)

遅いおそい歴史の勉強です(;^_^A

 

 

現地へ赴き撮った画像や学んだことなどをボランティア写経会時には、お話させていただいています。

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