稽古風景

徹底的に基本を叩き込む【縦横線】

おはようございます。

成田市 公津の杜 片岡書道教室です。

文字を正しく美しく書くことばかりに気を取られがちですが、基本が体にしみこんでいないとそれらはなかなか習得できないものです。

時折、稽古では基本の確認をしていきます。(私の希望は毎回なんですけどね💦)

肘をあげて懐広く。

筆の軸を天へまっすぐに。

筆を持つ手・指は、生卵を抱えているように。

左手は半紙左下、そして両腕はカタカナ「ハ」の字に。

テーブルとおへそは自分の手のグーの幅

そして、気を配る物は呼吸までも。

一本の線を書くときは、緊張で息を止めがちです。

ですから、とても辛くなってしまいます。

そこで、これまで私が師匠から習ってきたことを、この場で継承していきます。

書く線がブレないように。

慎重に慎重に穂先を使って筆を走らせます。呼吸にまでも意識をして書くことが出来るようになってくる小学高学年以上の子どもたちは、線もブレず傾かず半紙一枚に縦横の線を見事に書き上げることが出来るようになってきます。

この基本運筆運動をした後の課題の練習では、このらが見事に功を奏し作品つくりに活かされていくのです。

何事も基本は大事だな~と、子どもたちを通して再認識するのです。

これからも、子どもたちには何事も基本を忘れずに過ごしてもらいたいな~。もちろん私もそうしていきたいです(^^)/

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