千葉県 成田市 片岡書道教室です。
2018年 1月 13日
成田山新勝寺
《仏教文化講座・奈良仏教の修行》
を、受講してきました。
~東大寺のお水取り~ について
東大寺上院 院主 長岡昇修先生
が、お話しくださいました。
年間を通して、1月だけはここ信徒会館にての講演。
傾斜がある、この広い部屋でお話を聞くことができます。
本来の名称は「修二会」とついているのに、なぜ「お水取り」というようになったのか。
など、とても分かりやすい解説で、仏教の歴史そして日本の歴史を紐解いてくださり、貴重な時間を過ごしてきました。
また、「お水取り」の映像も今回特別に観せていただきましたことで、より理解が深まることとなり、長岡先生の御心遣いには深く感動を覚えました。
【水取りや 氷の僧の 沓の音】
松尾芭蕉が詠んだ句です。
「修二会」にとても関係が深い句だそうです。
この松尾芭蕉の俳句の解説も
どんな形の沓(くつ)なのか、
どんな時に履く沓なのか。
実際、東大寺で使われている沓の画像をお見せいただき、とても勉強になりました。
まだ、まだ、知らないことばかり。
2018年も、日本の文化・歴史、書の歴史、そして仏教の歴史も学び続けていきたいと思っています。