千葉県成田市公津の杜 片岡書道教室です。
現在、年末(冬休み)の学校課題お手本書きをしています。
訳あって、私自身ここ4ヶ月ほど筆を持っていない状態でした。
しばらくぶりに再開した手本書き。
感覚が戻るのを書きながら待ちます。
そして脳裏によぎるのは、
教室に通う沢山の子どもたちに入賞してもらいたい。
でした。
そのためには、私の技量が大きく左右するのでしょうね。
指導方法を誤ると、その子の作品自体が落選。
きっと、これから何十時間も書き込むであろう子どもたちの努力を無駄にしてしまう可能性だってある。
そんな中
いま、とても悩んでいることがあります。
これまで私が学んできたものを全て否定するものにもなるのです。
それを、改めるのか否か。。。
ちょうど帰省していた娘に意見を求めました。
《悩んでいるものを娘に見せながら》
『これはあり得ない。お母さんの字が良いよ。お母さんの字が良いからって皆んな通ってくれているんでしょ? そのままでいいんだよ!そのままでいたら?』
「そうだねー。
そうなんだよねー。
わかっていることなんだけどねー。」
そんな会話をした後に、千葉県初開催となる特別企画
【詩人の魂 金子みすゞ みんなちがって、みんないい。】
を、娘と鑑賞してきました。
みんなちがって、みんないい。
に、
決まってる。
でも、悩むんです。
本当にこれで良いのか。
お手本書きは、まだまだ続きます。