かたおかせんせい 特別稽古

「腕・体」で書くってどういうこと?

おはようございます。

成田市 公津の杜 片岡書道教室です。

「手首をひねらないで」

「手首を動かさないで」

「指で筆を操作しないで」

などの否定語よりも、

「手首をロボットに」

「腕で引っ張って書いてごらん」

「体全体を使って書くんだよ」

手首をひねって書いているから上手く書けないのです。だからどうしたらうまく書けるのかを子どもたちは知りたいのです。

そのために書道教室はあるのです。

「〇〇しないで」ばかりの「だめ」ばかりを連発している指導は一番簡単で誰にでもできると思っています。

人は粗探しが得意なんですから(^^;) ダメなところを単に発すればよいのです。

それが指導というのは、程遠い世界。

知らず知らずのうちにその人さえも否定しているかのようになってしまいます。

そんな指導方法の書道教室に、もし私が通っているとするならば即辞めていますね(-_-;)

 

 

そこで「やってみよう」ということで、特別稽古でも手首を固定して書くということを実践してみました。

何処で、自身が手をひねって書いているのか。

どれだけ動かしているのか。

自分の癖がよく分かったようです。

手首をひねること全てがいけないのではなく、自身の癖を知ることが一番大事なのです(^^♪

ここで、このような動きをしたからこのような線が出る。というように自身の作品の分析がより細かくできるというわけなんです。

自分の所作は無意識です。その無意識を意識化する。自分のことを知っているようで知らない。

新しい発見がいっぱいの特別稽古です💛 (^^)/

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