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歴史が変わった!! 世紀の大発見「甲骨文字」

【甲骨文字】の発見。

19世紀後半、中国北京に劉鶚(リュウガク)という学者と、王懿栄(オウイエイ)という国子監祭酒(国立大学総長)がいました。

王懿栄は、マラリアの持病を持っていました。

王懿栄の元で勉強をしていた劉鶚は、当時マラリアに効くと言われていた龍骨を王懿栄のために粉末にして服用させていました。

 

そんなある日、その龍骨にキズ(文字)があることに気づきます。2人は、大金をはたいて文字が刻されている龍骨を集め始めます。
そこから、龍骨発掘ブームが起こりました。

 

そして、1903年に劉鶚は王懿栄の持っていた龍骨と自分の持っていた龍骨5,000片のうち1,058片の拓本を「鉄雲蔵亀」(てつうんぞうき)という本にまとめます。

 

その後、王国位(オウコクイ)、孫イ譲(ソンイジョウ)、羅振玉(ラシンギョク)、日本の林泰輔(ハヤシタイスケ)によって、次々と古代文字・【甲骨文字】についての研究が行われました。

 

 

古代の中国では、祭事・軍事行動、収穫・狩猟・天候・旅先の危険・災いの有無などを占いの結果によって行動を決めていました。
占いには、亀の甲羅や獣(けもの)の骨が使われました。
そのため、甲骨文字と呼ばれています。

その占いの結果を記すために作り出されたのが甲骨文字です。

甲骨文字が使われていた時代は、今から3,200年前殷王朝の武丁(ブテイ)という王様の時代。

王としての判断に誤りがなかったことを記録するために、文字が生まれたのでした。

 

 

甲骨文字が2人によって発見されたのは、1899年のことですから今から118年前のことです。

【甲骨文字】の発見で歴史も大きく変わることとなり、あわせて「殷」という時代も「周」以前の時代として年表に加えられることとなりました。

 

そんな歴史的な地に、私たち家族は、(すみません私的なことを)2014年8月に訪れることができました。

タイムスリップしたかのような、なんとも不思議なそしてなんともいえない感情で公園内を観て回りました。

その時に撮った写真を、今回参加する「第5回もりんぴあフェスティバル」にあわせてつないでみましたので、皆さんご覧いただければ幸いです。

 

 

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